本レビュー
「世界遺産じゃないの?」と言われそうですが「奇界遺産」です
ざっくり説明すると「世界にあるヘンな建造物や場所、人などを撮影した写真集」です
美しい景色だとか、歴史ある建造物だとか、可愛い子どもの笑顔とか、そういうポジティブな目的で綴じられたワールドワイド対象の写真集は腐るほどあるのですが、こういった「ヘンなもの」にスポットを当てたものは少ないよなあ、というのと、著者が運営しているサイト X51.ORG が好きだったというのもあって、値段でかなり悩みましたが購入に踏み切ってみました
感想としては、
- スペインのロンダとか、今となってはテレビ等で紹介されている場所も多い
- モアイとかも普通に載ってる
- だけど、本当に「うお!なんだこれ?!」みたいな物件・写真も多い
- 死体博物館とかミイラ博物館とか、そういう類の写真もある
- 全体的にアジアが多めだが、それほどアジアというのは変な場所が多いんだろう
- これ以上進むと人類不信に陥りそうだな、というところの一歩手前で止めてる感が上手い
といった感じです。個人的には中国の洞窟村とハワイのクカニロコに衝撃を受けました
誕生日プレゼントとして @upfordead さんに購入して頂きました。ありがとうございます
こっちも上の「奇界遺産」とベクトルはだいたい同じで、可愛いネコの写真本なんて腐るほどあるのでブサイクなの無いのかな、と思ってたら見つけたという次第です
が、実際ブサ猫ではあるものの、それらを可愛くしようとするベクトルが思いのほか強く(まあ”ブサかわ”って言ってる時点でそのきらいはなくもないよなという感じはしたのですが)、結果的に普通のネコちゃん本と大差ない感じになってしまっていたので、個人的にはもっとブサイクな部分だけ猛烈に羅列したりしてくれた方が嬉しかったなという感じがしました
ブサイクな猫なんて需要あんのかよ、と言う人も居るかと思いますがちゃんとあります。マイナーではありますがそういう猫が好きな人も居るんです。察して下さい
誕生日プレゼントとして @siromaru さんに購入して頂きました。ありがとうございます
「車を運転してみる」とか「マジかよ?」みたいなノリの課題が普通にあったりするんですが、全体的には致命的に危険なミッションというのは無く、保護者の元で実施する分には特に問題ないかな、という感じのノリで書かれております
実際に何がどのぐらい危険で、それによって何を学ぶのか、という筋道建てた解説があるので、なるほど良いね、と思わせる説得力はあるのですが、個人的には「コンセント穴にピンセットを挿してみる」とか「そのへんのキノコを食ってみる」みたいなテイストかなあと想像してたというのもあって全体的にはちょっと大人しめな感じでした
※俺の価値観がズレてる気がしないでもない
メリケンのノリが嫌いじゃない人にはオススメです