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stop, look and listen

クリエイターはパクリ批判にどう対処すべきか

 後半に見解を書きました。合わせて御覧ください

自分に非がある場合(無意識に真似てたとか、そういうレベル)

「拙作”○○”は△△さんの作品”□□”から、その一部(あるいは大部分)を参考にさせて頂きながら制作致しました。事前の許諾や報告の有無は元より、今回の件についてご指摘頂く結果に至りましたことは、私の不徳・不躾の致すところでございます。△△さんおよびファンの皆様には、大変不快な思いをさせ、またご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。今後は、制作に対して真摯に向き合い、オリジナリティを追求して参りたい所存でございます。」

自分に若干非がありそうだが、見方によってはいちゃもんかもしれない場合

「拙作”○○”における一部の表現が△△さんの作品”□□”の一部を真似たのではないか、といった批判を頂いております。私本人としては勿論、そのような意図はございませんが、一部の方に盗用したと思われる結果に至ってしまったことは、私の不徳・不躾の致すところでございます。△△さんおよびファンの皆様には、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。今後このような事が無いよう、努力させて頂きます。」

絶対に自分に非が無いと言い切れる場合(相手には未確認)

「拙作”○○”における一部の表現が△△さんの作品”□□”の一部を真似たのではないか、といった批判を頂いておりますが、そのような事実、意図は一切ございません。場合によっては△△さんにも本事象について確認して頂く事を検討しております。」

絶対に自分に非が無いと言い切れる場合(相手にも確認済み)

「拙作”○○”における一部の表現が△△さんの作品”□□”の一部を真似たのではないか、といった批判を頂いております。実際そのような事実はございませんが、ファンの皆様に大して誤解を招いた事についてお詫び申し上げます。なお、本件については△△さんにも確認済みで、双方問題無い認識でございます。今後共、何卒宜しくお願い致します。」

ポイント

 まず、大前提として、あなたが悪意を持ってパクった訳では無いことが重要となる。悪意を持って(他者の著作物を自分が作成したかのように振る舞いたいという動機によって)パクった場合の対処はここには掲載しない。本件はあくまで「悪意を持って居なかった場合、あるいはその事実など無い場合」の対処方法であることを留意願いたい。

 これも前提だが、パクリ認定してくる人が相当なレベルの火付け役で、比較画像が作られるとか、NAVERまとめに掲載されるとか、もうパクリ批判自体が炎上しまくっていて困る、といった状況でもない限り、自分から上記のような文章を公開することはしない方が良い。これは非の有無に限らず、そもそも面と向かって言われていないのであれば、それに過剰反応する必要が無いだけの事である。自ら火事場に突っ込んでいって、疲弊する必要はない。

 謝罪文はツイッターに投稿するのが良い。誰でも見れるし、短い文章に限るので使い勝手として最良である。ブログなどでも良いが、長々と書くとかえって言い訳がましくなるので、短い文章に留めるのがよい。

 確定的な根拠が無いのに感情だけでパクリ認定してくる人はあなたに悪意を持って突っかかってきている場合が多い。なのでそういったパクリ認定してくる人のみに対して誤解を解こうとするような振る舞いはしない方がよいし、したとしても許す前提が無く結局は意味が無いケースも多い。あくまで事実のみを述べ、多少事務的であっても良いので、謝罪文を第三者に対して掲載するのが良い。結局、パクリ認定してくる悪意のある人が欲しい反応は「参りました」であることが多いので、一旦溜飲を下げてもらうのに上記文章を公開することは有用である。

 当事者(例で言うと△△さん)に対する個別の謝罪の有無はTPOによる。謝罪でないにしても、今回の自体を沈静化させようと努力している姿勢については、当事者に伝えておく必要がある。ただしこれもあまり仰々しくなりすぎるとかえって第三者に対して悪印象となる可能性があるので、そうなりすぎないように注意する。

 実際、自分に一切の非が無い場合でも、それを強調して、逆にパクリ認定してきた人を批判するような事はしない方がよい。結局、パクリ批判というのは多くは冤罪のようなもので、「やってないにしても、そもそもそういう疑いがかかる事が悪いんじゃないか」といった印象をギャラリーに植えつけてしまいかねない。これは良くないので「迷惑かけてゴメンネ」という意思表示をすることが大切である。パクリ認定してきた人1人に直接突っかかるよりは、第三者に謝罪の意を表すことで間接的にパクリ認定してきた人1人が孤立する状況を作ったほうが事の収まりは早い。

 そういった手立てを実行し、当事者も含めて、周りがすっかり沈静化したのになおも突っかかってくるといったような場合、ただのキチガイか暇人であるケースが多いので、利用しているSNS等の機能で粛々とブロックするか、運営にレポートするのが良い。ただ最初からこれをやってしまうと関係ない第三者にまで「不誠実だ」という印象を与えかねないので避ける。まず、上記を実施して、それでもだめなら、という場合に留める。

パクリは善いのか悪いのか

 名前を騙って人の著作物を自分のものにしようとするとか、成果物をまるまるコピーして頒布するといった行為は、善い悪い以前に犯罪なので適切に対処する必要があります。

 問題なのはトレースや模倣(そして、これがもっとも多い)だと思いますが、基本的に世の中の物事というのは先人の知恵や成果から生まれているものが大半だし、21世紀になった今、本当に完全にユニークなものが現出するという事自体が最高に稀な状態だと思う(それこそiPS細胞とかのレベル)ので、そういった事を気にせず成果物を楽しむようにした方が良いという考えでおります。

 アイディアがどうとか、意匠がどうのこうの、という部分を論ずる前に、まず「当事者の飯のタネに侵食していなかったかどうか」という部分を気にかけるべきだと思います。当事者として一番気になるのはきっとそこだし、逆にそれを気にしないという人の場合、問題が炎上することはそれほど無いでしょう。結局はそういったお金がナンボの世界に行き着くのではないかと思っています。

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