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stop, look and listen

「スティーブ・ジョブズ」と「かぐや姫の物語」観てきた

スティーブ・ジョブズ

 少なくとも「スティーブ・ジョブズ」という名前だけしか知らない人向けの映画では無かった。幼少期、ブルー・ボックス期、取締役解任から PIXAR 買収、iPhone 以降から晩年までがごっそり省かれているので「いやむしろそっちを映像化すべきじゃね?!」と思ったことしきり。もうちょっと「節目を繋げていく」ような、それこそ伝記的な構成にして、名前だけしか知らないような人でも楽しめる内容にすべきじゃなかったのかな、と思った。ラストも消化不良で、もし「この映画でジョブズがどういう人だったのかを簡単に知りたい」という人が居るとしたら、映画じゃなくてこのへんの伝記漫画を読むほうがまだいいと思う。

 熱狂的なアップルファン、ジョブズ信者にもあんまりオススメできないというのが正直なところです。ガレージでマークラの出資を受ける当たりは面白かったです。

かぐや姫の物語

 全体的にはほぼ知っている「かぐや姫」の内容だったので、やはり映像の凄さとか、表現とか、そういうのが凄く良いなぁと思って観た。ただ綺麗とかでなく、なんというか「安心する」感じがあった。罪と罰については他のサイトでも色々解説されているので省略するが、元々原作にあったと思われる「伝えたいこと」が高畑監督によって独自解釈された作品である、という説明がもっとも的を得ていたと感じた。ところどころ笑えるパートもあって、楽しめる作品であることは確か。ただ基本的に「原作に忠実な進行」なので、過剰な期待をしていくと「んん?」と思うかもしれない。

 見せ方として現代の暮らしにも通じる部分、普遍的なところが多く(主人公がかぐや姫で女性だから、という点を考慮しなかったとしても)恐らく男性よりも女性のほうが共感できるのではないかと思いました。そういう意味ではすべての人にオススメという感じではないのかもしれませんが、それでも楽しめる作品であることは確かだと思うし、やっぱジブリ凄いね、という印象です。

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